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天狗の奥庭 苦行霊験あらたか?  

2010年 08月 31日
♪ きみの行く道は 果てしなく遠い
なのに なぜ 歯を食いしばり 
きみは行くのか そんなにしてまで~

山に登るときには、演歌を歌うと呼吸を整えるのにいいとAK嬢より教えてもらったが、
♪ あんこ~つばきは、あんこ~だよりは、ははんははん、ははんは、なんてノンキに歌っていられず、どうも自問自答ソングになっちゃいます。

登頂してきました。
八ヶ岳のひとつ、天狗岳、2646M。

いやー、苦行でした。
今回ね、テント泊なので、7キロのリュックを背負ったのが、つらかった。
7キロっていったら、まるまる太った双子の赤んぼをおぶっているようなもんですからね。
わたしが書くと、蛇女がのっぺらぼうの赤子を背負っている図が浮かんだかもしれないけれど。
ほらー。

天狗岳自体は、登るのに、たいしたことはありません。
ただ、最後の最後に、地上2600Mに架かった吊橋を10メートルくらい歩かなければならないけれど。
右側は断崖絶壁、もう断末魔の絶句。

あちら側では、渡りきった人々が笑顔でやったぁ、と喜んでいる姿が励みになります。
きっと、三途の河を渡るときも、あちら側で待っている人がいれば、案外とすんなりと行けるんだろうな疑似体験。

行きはヨイヨイ、帰りはコワイ。
帰路は、大変風光明媚な道、通称「天狗の奥庭」と言われている。

眺めている分にはいいが、歩くとなるとこれが、直径2メートルの巨岩群がひしめきあった悪路を乗り越えては進み、乗り越えては進み、目的地の山小屋まで、行程2キロ続く。
確かに、天狗が高下駄を履いて、がっはっはっはと豪快に走り抜けたら、気持ちがいいだろうけど。

岩と岩の間には、赤子の頭くらいの隙間ができており、誤って片足を突っ込めば、
すっぽりはまって、誰にも発見されずに、それこそ三途の河を渡るはめになりそう。
ガイドブックでは45分かかるところ、2時間もかかってしまった。
疲労困憊、秘境は困惑なのである。

こんな苦行を経て、なんかいいことあるだろうか。
なんか目に見える変化が自分の身に起こらないだろうか。

起こったんですね、速攻効果あり。
霊験あらたか。
下山して、座敷で大の字になって、爆睡。
翌朝、目が覚めると、わたしは天狗になっていた!?


だったんなら、「天狗の奥座敷」(仮称)怪談官能小説?を執筆、あらたなジャンルで
カフカ先生の不条理に続くこともできたかもしれない。

いえね、目が覚めると、まぶたに軽い違和感を感じたのです。
なんかへん。

顔を洗って、鏡の向こうの自分の顔が別人に見える。
二重まぶたが一重になっている!?

疲労のせい?気圧の変化のせい?
要は顔がむくんだってわけ!
効能は、目のまわりの皺が消えたということ!
今まで、たるみと皺で拮抗していたのが、たるみが皺を凌駕したってこと!?

今は、奥庭にあやかって(?)奥二重になったのだけど。
みんな、山から下りたら顔が変わったねって言ってくれて、きれいになったねとは言ってくれないけれど。

きみの行く道は希望へと続く・・・♪

2010年八月尽。

by comaiscoming | 2010-08-31 20:49 | 叫び | Trackback | Comments(2)

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Commented by キャッサリーン at 2010-09-01 23:53 x
ほんと?
本当に登ったの?

靴紐さえ結べないのに、テントしょったの?

うう~む、俄かに信じ難いんだけど…。

姐さんかの目が腫れたのなら、
姐さんの相方は鼻が伸びて天狗になったとか???

ホラーはつづく…
Commented by coma at 2010-09-02 14:59 x
>キャッサさま
もちろん、ワタクシ山姫様、靴の紐も結んでもらったし、頂上では、赤い絨毯を敷き詰めてもらったわよ!(わら)

で、今になって、目が腫れたのは・・・引っ越してから、もう3回もお岩稲荷神社にお参りにいったせいではないか!?と気づいたのです。岩姫様と呼んで!
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